臨床検査部門
発生した直後に対応したこと
当センターはクックチル方式で病院食を提供しています。セントラルキッチンより冷蔵状態で届いた食事を、院内で再加熱して病棟へ配膳します。電子カルテ障害発生時は、昼食が冷蔵状態で届いていたため提供可能な状態でした。昼食の変更はカルテから入力できないため、食事変更伝票を病棟へ配布し、紙運用での食事変更を周知しました。夕食は原則、昼食のオーダ内容を基に、変更伝票の食事を反映させてセントラルキッチンから届けてもらいました。セントラルキッチンでも食札が出力できず、すべて手書きの食札で対応したため、夕食の配膳は遅延し20時の提供となりました。
障害期間中に発生した困りごと
発生直後は入院患者数も多く、すべての食事の対応を紙ベースで運用しているため、ミスも多く、時間もかかるため、正しい時間に正しい食事を提供すること自体が困難でした。検査等で絶食の人の食事が提供されてしまうなど、インシデントに繋がるミスが発生したこともありました。
障害対応して良かったこと
最終的に、提供する食種を6食種に絞り、必要最低限の変更のみへ限定したことで提供時間内に正しい食事を提供することが可能となりました。
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